結論:
本ソフトは、問診結果と健診結果をマウスとテンキーで簡単に入力でき、判定区分や、各種集計票、個人別保健指導票の印刷、各種グラフのカラー表示および印刷が容易でした。個人別保健指導票の指導項目はアレンジ可能であり、一層効果的な受療行動を促す事ができました。
本ソフトにより、川越市と他の地域との比較を簡便に行うことが出来、地域診断、地域評価に極めて有用であると思われました。
今回、地域と職域での歯科健診結果を本ソフトを用いて、集計解析しましたが、今後、個人のプライバシーを保護し、母子保健や学校保健での歯科鍵診結果とのリンケージが出来れば、ライフサイクルでの、個人的、集団的、連続的管理へつなげる事もでき、一層の地域歯科保健の向上と歯科保健行政の活性化が期待できると思います。 |